交通電業社の歩み

History

おかげさまをもちまして、
創業より75周年。

株式会社交通電業社は2022年(令和4年)に創業から75周年という節目の年を迎えることができました。「交通」という設立時からつづく社名のとおり、鉄道やバスで使用する機器類を製造し、公共交通の発展とともに弊社も成長の歩みを続けてくることができました。これもひとえに、お客さまからのお引き立て、そして従業員のがんばりの賜物であるとして、深く御礼申し上げます。
2020年(令和2年)からは現代表である相薗が就任し、75周年に先駆けて会社としても大きな節目を迎えました。お客さまの要望や課題を正確に把握し、答えを出すことを強みとしてきた弊社なので、これからもその強みを大切に磨き、お客さまや社会全体から必要とされる交通電業社でありつづけたいと考えております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

これまでの交通電業社

交通電業社は、創業者である今田敏夫が奈良県五條市にて創業いたしました。創業から2年後の1949年(昭和24年)には法人化を果たし、以後「交通電業社」の屋号を掲げつづけてきました。鉄道やバスで使用されるさまざまな機器類の製造を手掛けてきたこともあり、弊社は業務を通じて戦後から高度成長期、そして現代へと公共交通の発展と向き合ってきました。今も昔も公共交通の重要性は変わっておらず、毎日膨大な数の人々を安全に輸送する役割を担っています。
そんな公共交通は今も大きな変化を続けており、昨今ではIT化の波が本格的に押し寄せています。今後さらに公共交通機関はその姿を変え、より安全で便利な世界を見せてくれることでしょう。その最前線を担う責任を自覚し、これからも確かな品質と開発力、そしてチャレンジ精神で新たな世界を切り開いて皆さまの期待にお応えします。

1959年(昭和34年)

C型時限開閉器を開発
(国立科学博物館 産業技術史資料)

1968年(昭和43年)

半自動式電動方向幕巻取器製造の販売開始

1975年(昭和50年)

電光式運賃表示器・デジタル式運賃表示器を開発

1980年(昭和55年)

赤外線式光電リレーを開発

1981年(昭和56年)

LED式停留所名表示器を開発
(国立科学博物館 産業技術史資料)

これから交通電業社が目指すもの

表示器のメーカーとして多くの実績を積み重ねてきた交通電業社は今、公共交通のシステムインテグレーターとして次の時代に大きな役割を担っていくための歩みを進めています。今後ますます進化する自動運転技術の開発やITの力で安全を見守る技術など、交通電業社が見すえる未来は大きく広がっています。
公共交通がもっと安全で快適、そして便利なものであるために制御システムやIoT、さらにはAIを活用した車両運行の最適化など、これからの時代に求められる技術を磨き、世に送り出すことで私たちが見ている未来の景色をひとつずつ形にしていきます。

お客さまのために、
社員のために、
社会のために、
役立つ会社でありたい。

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